日揮健康保険組合

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PET検診

平成19年10月から、被保険者(本人)および被扶養者(家族)を対象として、がんの早期発見に役立つPET検診に利用料金の一部を当組合が負担する制度を導入しましたので、ご活用ください。

(株)ウェルネス医療情報センターの会社概要について

ウェルネス医療情報センターでは、全国のPET検診医療施設をご紹介およびご予約をさせていただいております。

(株)ウェルネス医療情報センターのコールセンター

フリーダイヤル:0120-805-369(月~金9:30~17:30)
携帯電話からは、03-5685-7270(月~金9:30~17:30)

  • 休日:土曜・日曜・祝日
    夏期(8月12日~8月16日)
    年末年始(12月29日~1月5日)

(株)ウェルネス医療情報センターのURL

https://mic.wellness.co.jp/

PETとは?

Positron Emission Tomography=ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(陽電子放射断層撮影)の略で、核医学領域において、身体の生理・機能診断を行なう最先端の医療機器のことです。

PET検査のしくみについて

  • がん細胞は正常細胞の3~8倍のブドウ糖を摂取する特長があります。
  • ブドウ糖に信号を出すポジトロン(擬似ブドウ糖)を合成します。
  • そのポジトロン薬剤を体内に注入します。
  • ガン細胞があるとその細胞にポジトロン薬剤が反応して微量の放射線を放ちます。
  • 体を断層撮影して、その放射線の場所が、がん細胞として特定されます。

PET検査のメリット・デメリットについて

メリット

  • 小さながんを発見するのに有効です。(ただし、部位にはよっては苦手なところもあります。)
  • 腫瘍の悪性・良性が判断できます
  • 一度で全身の検査ができます。
  • 痛みや不快感がありません。
  • 着衣のまま検査できます。

デメリット

  • 使用する薬剤が尿として排泄されるため、腎臓や膀胱などは検出が困難です。
    〔PETが苦手とする部位は、他の画像診断(CT、MR、超音波)や生化検査(血液・便・尿)を組み合わせて検査することをおすすめします。〕
  • 検査料金が比較的高額です。(検査施設および検査コースにより異なりますが、100,000円から150,000円の料金帯が多いです。)
  • 受診できる施設が限定されています。
参考リンク

こんなことにご注意ください

特にメリットの1.において「小さながんを発見できる」という内容が、「すべてのがんに対して、目に見えないがん細胞まで発見できる」というように誤解されて世間に広がった経緯もあり、組合としては、PET検査は完全な検査ではなく、PET検査単独では弱点もあるということ、更には他の検査との併用により弱点が補われるものと十分ご理解して頂いた上で、受診して頂くことをお勧めします。(数センチのがんでも部位によっては発見されないこともあります。)

PET検査の目的について

PET検査は、定期健康診断や人間ドックのような「毎年定期的に健康状態をチェックする」ためのものではなく、主としてがんに対して具体的な備えを求める方々(がんの治療歴や家族歴のある方など)に受診して頂くものです。つまり、健診ではなく検診であることをご理解ください。

組合補助額について

  • 1年度(4月から翌年2月まで)/1人/1回限りとして、70,000円を補助することにします。
  • 70,000円の中には、組合と(株)ウェルネス医療情報センターとの契約による割引特典を含むものとします。

こんなことにご注意ください

利用申込書の「検査施設または受診者から検査結果を組合に提供することおよび(株)ウェルネス医療情報センターから組合に(株)ウェルネス医療情報センター所定の「予約依頼票」の写を提供することについて」欄で、受診者が同意しないまたは受診者の署名がない場合は、全額自己負担となります。
また、不正な申込みをした場合(例えば、加入者でない者の申込みや名義貸しなど)も全額自己負担とし、以後の受診対象者から外すことにします。

利用対象者について

範囲

当該年度末現在、被保険者(本人)は35歳以上、被扶養者(家族)は40歳以上とします。

推奨者

受診される方としては、①がんの家族歴がある方、②がんの罹患者で経過観察が必要な方、③50歳以上で喫煙・飲酒の量が多い方など、を想定していますが、日本核医学会・臨床PET推進会議におけるFDG-PETがん検診ガイドライン(2019改訂)によれば、検診の対象者(=推奨者)は次のとおりとされています。

  • (A)積極的な対象は中・高年者(特に50歳以上)が望ましい。但し、遺伝的に高い発がんリスクを有する者はこの限りではない。
  • (B)がんの家族歴、喫煙などの危険因子を有するハイリスク群に重点的に受診を勧める。

ついては、検査の目的およびガイドラインに記載されている検診推奨者をよく理解した上で、受診をするかどうかの判断をして頂くよう、お願い申し上げます。
なお、詳しい内容につきましては、(株)ウェルネス医療情報センターのコールセンターにご相談願います。

参考リンク
POINT
  • PET検診は人間ドック・婦人健診とは目的が異なるため、人間ドック・婦人健診を受診した方、あるいはこれから受診する方であっても利用することができます。

組合補助対象コースについて

(株)ウェルネス医療情報センターが提携している施設の検査コースのうち、(株)ウェルネス医療情報センターが対象と認めた検査コースの中で、当組合が補助の対象と認めたコースとします。
組合が補助の対象と認めた各検査コースについては、(株)ウェルネス医療情報センターのコールセンターにお問合せ願います。なお、各施設の都合によりコースの内容および検査料金が変更となる場合がありますので、当組合までご確認願います。

なお、組合が補助の対象として認めていない検査コースを申し込みされた場合は、全額自己負担となります。

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